資料請求はこちら

商品ラインナップ

  • 墓石
  • 和墓
  • デザイン墓
  • 付属品
  • 仏壇・仏具
  • 唐木仏壇
  • 金仏壇
  • モダン仏壇
  • 仏具紹介
  • 位牌紹介
  • 石材の種類
  • 木の種類
  • 霊園紹介
  • 永代供養塔紹介

仏壇・仏具

木の種類
仏壇に使われる木は『唐木』が主流ですが、その他にも『世界の三大銘木』や、なじみ深い『日本の銘木』など、様々な品種を原料として使われています。

唐木(カラキ)

『唐木仏壇』に使用される材質は代表的なもので『黒檀(コクタン)』、『紫檀(シタン)』、『鉄刀木(タガヤサン)』、『白檀(ビャクダン)』、『花櫚(カリン)』などがあり、これらを総称して『唐木』と呼びます。木の原産国はそれぞれ違いますが、日本へは中国(唐)から入ったので「唐から来た木」というのがその名の由来です。

↑画像クリックで拡大

黒檀(コクタン)

  • 分類:カキノキ科カキノキ属
  • 原産地:インド南部、スリランカなど

古くから三大唐木としてよく知られている材質で「木のダイヤモンド」と言われるほど高価なものとされています。心材は硬質で水に沈むほど緻密なため耐久性は極めて高く、色合いは黒色なのが特徴です。 本黒檀、縞黒檀、青黒檀、斑入黒檀などがあり、インド・スリランカで採れる黒色の木が本黒檀と言われ、その中でも最高級とされているのが青黒檀で幻の銘木と称されています。現在では乱伐により原木の伐採が禁止され入手困難です。仏壇の材料としては縞黒檀が一般的に用いられます。

↑画像クリックで拡大

紫檀(シタン)

  • 分類:マメ科 ツルカイサチ属及びシタン属
  • 原産地:タイ、ベトナム、ラオスなど

古くから工芸材料として使用され、宝物として残される唐木細工も数多く見られます。三大唐木として知られる銘木です。心材は硬質で水に沈むものがあるほど緻密で、色合いは赤褐色~黒色で縞模様があるのが特徴です。乾燥にはやや弱いところがありますが、腐りにくく耐久性は極めて高いです。
本紫檀、手違紫檀、ローズウッド、パーロッサなどが紫檀として使われています。

↑画像クリックで拡大

鉄刀木(タガヤサン)

  • 分類:マメ科(ジャケツイバラ科) センナ属
  • 原産地:タイ、インド、ミャンマー、インドネシアなど

三大唐木と称される銘木で、ミャンマーなどから採れる本鉄刀木は、希少材として知られています。装飾的価値が高い銘木として知られ、『飛白形』、『雲門形』、『矢箸形』などの『タガヤサン杢』と言われる濃褐色の独特な柾目の模様が美しく、黒檀や紫檀にはない重厚さが人気がです。材質は、『鉄の刀』と称されるほど固く、耐久力があり腐りにくいため、『家が長く続くように』という願をかけて床柱に用いられるほどです。その反面、乾燥には弱く、製材後に変色するため漂白をする必要があり加工は困難です。そのため、現在では『ウエンジ』という似た木材を用いることが一般的になっています。

↑画像クリックで拡大

白檀(ビャクダン)

  • 分類:ビャクダン科 ビャクダン属
  • 原産地:インド

古くから高貴な香木として用いられ、インドのマイソール地方で産出される白檀が最も高品質とされています。インドでは古くから宗教儀式に用いられ、その香りは最も高等な知恵と悟りと精力をつかさどり、精神安定・緊張緩和を与え、意気消沈・不安・ストレスから開放すると言われています。また、香木としてだけではなく薬や線香の原料として用いられたり、熱を加えなくても香気を発するため、仏像や数珠などの仏具や扇子の骨などに用いられ、高価な物として重用されています。直材は殆どなく僅かしか取れないため、仏壇の一部や仏像、仏具などに用いられます。

↑画像クリックで拡大

花櫚(カリン)

  • 分類:マメ科 シタン属
  • 原産地:タイ、ミャンマー、フィリピン、ニューギニア

世界的に認められた銘木で、古くから高級家具や楽器などに用いられていました。材質は硬質で重く綿密、磨けば光沢が出る非常に耐久性の高い素材です。色は紫檀に似て紅褐色、美しい木目が特徴で幅広く好まれています。近年では、乱伐により原材料の入手が困難になっており、それに伴って価格が高騰し、日本への流通も減少しています。なお、バラ科にも花櫚といわれる品種がありますが、これとは別の品種です。

世界三大銘木

近年では唐木以外の銘木でも仏壇が作られています。『世界三大銘木』といわれる『ウォールナット』、『チーク』、『マホガニー』などがそうです。

↑画像クリックで拡大

ウォールナット

  • 分類:クルミ科 クルミ属
  • 原産地:北アメリカ、カナダなど

古くから人気があり、ヨーロッパでは家具材として重用されていました。材質は、狂いが少ないため加工がしやすく、比重が軽い割に、固く強度や粘りがあり、衝撃にも強い良質の素材です。独特のくすんだ色合いで美しい木目が特徴です。

↑画像クリックで拡大

チーク

  • 分類:クマツヅラ科 チーク属
  • 原産地:インド、ベトナム、ラオス、ミャンマー、フィリピンなど

世界で優良高級材として評価されている銘木です。材質は固く耐久性があり虫害にも強く、良く乾燥させれば狂いが少なくなり、加工が容易な良質の素材とされています。色調は黄白色から濃い黄金色、木理は直通なものが良く採れます。近年では自然保護のため、伐採が禁止されているところも多く、入手が難しくなっています。

その他の世界の銘木

↑画像クリックで拡大

黄王檀(キオウタン)

  • 分類:ムラサキ科
  • 原産地:メキシコなど

材質は固く綿密で耐久性も高く、磨けば美しい光沢を放ちます。独特の色目と黒縞模様が特徴で、色目が黄色がかっている事から『黄王檀(キオウタン)』と呼ばれるようになったのが名前の由来とされています。

↑画像クリックで拡大

シャム柿(シャムカキ)

  • 分類:ムラサキ科
  • 原産地:メキシコなど

重くて固い材質で耐久性はありますが、加工は困難です。色目は灰色がかっており、濃淡のある黒縞模様が特徴です。磨くと光沢があり交差した木目が美しく高い評価を得ています。『黒柿(クロガキ)』の代用として用いられています。

↑画像クリックで拡大

アッシュ

  • 分類:モクセイ科 トリネコ属
  • 原産地:アメリカ、カナダなど

重く耐久性があり、程よい堅さなのが特徴で加工は容易です。辺材は白色、心材は褐色に近い色合いで、つや出し加工をした仕上がりが美しいです。『タモ』に似ている事から代用品として使用されています。

↑画像クリックで拡大

ハードメープル

  • 分類:カエデ科
  • 原産地:アメリカ、カナダなど

材質は固く綿密で耐久性が高い素材です。辺材は淡い灰白色で、心材は灰色がかった黄褐色をしています。用途としては家具、建築材、楽器などに使われ、衝撃に強い特性があるのでバットも製造され、バリー・ボンズが年間本塁打73本の新記録を樹立したのもハードメープルで造られたバットでした。鳥眼杢と呼ばれる玉粒状の模様は「バーズ・アイ・メープル」と呼ばれ希少価値が高い物として評価されています。

日本の銘木

日本でも古くから愛されている銘木があります。『欅(ケヤキ)』、『タモ』、『檜(ヒノキ)』、『栓(セン)』、『楠(クス)』、『杉(スギ)』などが日本を代表する銘木と称されています。

↑画像クリックで拡大

欅(ケヤキ)

  • 分類:ニレ科 ケヤキ属
  • 原産地:日本など

日本では古くから親しみ深い銘木で、建築材、箪笥やお椀などに用いられ、神社仏閣にも使用されています。材質は硬質で光沢と美しい木目が特徴です。伐採して乾燥するまでに大きく曲がるので、材料として使用できる状態になるまでに何年も寝かせる必要があります。現在では高価な材料として扱われています。

↑画像クリックで拡大

タモ

  • 分類:モクセイ科 トリネコ属
  • 原産地:日本など

家具や日用品として加工されるほか、野球のバットやテニスのラケットなど木製のスポーツ用品として使用されている素材です。材質は固く粘りがあり、弾力性があります。アッシュ材とは近種で、木目がやや細かくはっきりしているのが特徴です。

↑画像クリックで拡大

檜(ヒノキ)

  • 分類:モクセイ科 トリネコ属
  • 原産地:日本、台湾

古くから建築材として用いられ、多くの神社仏閣に使用されていました。現在でも高級材として扱われ、色合いは黄白色で、木理は通直で均質になっています。材質の狂いが少なく、耐湿、保存性が高いと評価されています。『塗り仏壇(金仏壇)』の材料として多く使用されています。

↑画像クリックで拡大

栓(セン)

  • 分類:ウコギ科 ハリギリ属
  • 原産地:日本、朝鮮半島、中国など

日本全土に広く分布しており、特に北海道で多く見られます。木目が美しいことから、仏壇だけでなく箪笥などの家具や食器類によく使われます。材質は軽く柔らかいため加工が容易で、木目が『欅(ケヤキ)』に似ていることから、代用品として用いられることもあります。

↑画像クリックで拡大

楠(クス)

  • 分類:クスノキ科 ニッケイ属
  • 原産地:日本、中国など

古くから日本になじみ深い樹木で、神社などでは大樹となった『楠(クスノキ)』を御神木として扱い、信仰の対象とされていることもあります。防虫効果が高く家具や仏壇にも多く使われ、特に仏像など、彫刻材としての評価は高い素材です。

↑画像クリックで拡大

杉(スギ)

  • 分類:ヒノキ科 スギ属
  • 原産地:日本など

日本中に広く分布している特産品で、日本では古くから建築材として使用されていました。辺材は白色、心材は赤褐色で木目が上品で美しく、磨けば独特の光沢を放ちます。特に屋久杉、秋田杉、吉野杉、山武杉、北山杉などが有名です。これらのブランド化された木材は最高級品として取り扱われています。

↑画像クリックで拡大

桐(キリ)

  • 分類:ゴマノハグサ科 キリ属
  • 原産地:日本、中国など

古くから高級木材として評価を得ている材質です。中でも福島県の会津桐、岩手県の南部桐が有名で、その地方の風土が良質の桐を育てると言われています。材質の特徴として木材としては軽い素材ですが、綿密で湿気を通さず、狂いが少ないという特徴があり加工が容易です。また、柾目が美しく独特の光沢を放ちます。花嫁道具の桐箪笥として使われる事は有名ですが、その他にも桐箱など、大切な物を納める道具として用いられています。

↑画像クリックで拡大

黒柿(クロガキ)

  • 分類:カキノキ科 カキノキ属
  • 原産地:日本、中国など

大変貴重な木で、古くから珍重されています。「銘木中の銘木」と称され、茶道具や床柱などの建築用装飾材として用いられています。材質は綿密で重硬なため加工は非常に困難です。色目は橙色を帯びた褐色で心材は希に濃淡のある黒色の縞模様になるものがあり、その現れ方によって孔雀杢などと呼ばれ大変貴重なものとされています。

↑画像クリックで拡大

槐(エンジュ)

  • 分類:マメ科 エンジュ属
  • 原産地:日本、中国、韓国、台湾など

中国原産の銘木で、日本でも広く栽培されており、古くから「延寿」と呼ばれるほど縁起の良い銘木です。古来より魔除けとして使われており、床柱や玄関の上がり框など主要な箇所に用いられました。材質の色合いは、暗褐色で木目が美しく、磨くと木理が黒光りするのが特徴です。

 

Copyright IFUI Co.,Ltd. All Rights Reserved.